大腸カメラ

大腸カメラとは

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)は、先端にカメラがついた細いスコープを肛門から挿入し、大腸の中を直接観察する検査です。ポリープや炎症、がんなどの早期発見に最も有効な方法とされています。

大腸カメラが
対象になる方

以下のような症状や状況がある方に、大腸カメラ検査をおすすめしています。

1.このような症状がある方

  • 便に血が混じる、黒っぽい便が出る
  • 長く、便秘や下痢が続く
  • 急に便の形や回数が変化した
  • 原因不明の急激な体重減少(半年で3kg以上)
  • 腹痛やお腹の張りを繰り返す
  • 健康診断や便潜血検査で異常を指摘された
  • ご家族に大腸がんやポリープの既往がある
  • 50歳以上の方
  • 飲酒量が多い、または喫煙をしている方
  • 生活習慣病のある方(糖尿病・高血圧・脂質異常症など)

大腸がんは早期に発見することで予防のできる病気です。検査を行うことが安心につながります。

大腸カメラの検査時間

実際の検査時間はおおよそ15〜30分程度です。ポリープが見つかり、その場で切除を行う場合は少し延長します。鎮静剤を使用することで、眠っている間に楽に検査を受けることができます。

大腸カメラにかかる費用

大腸カメラ(観察のみ)
3割負担約6000〜8000円
2割負担約4000〜5400円
1割負担約2000〜2800円
ポリープ切除を行った場合
3割負担約15000〜25000円
2割負担約10000〜16700円
1割負担約5000〜8400円

※検査内容や病理検査の有無により費用は変わります。

当院の大腸カメラ
「7つの特徴」

当院の大腸カメラには、7つの特徴があります。

名鉄一宮駅徒歩0分の好立地

名鉄一宮駅直結の駅ビル内にあり、雨の日でも濡れずに来院可能。

通勤・買い物のついでにも立ち寄りやすく、アクセス抜群のクリニックです。

予約が取りやすく、
すぐに検査できる

LINE予約・WEB予約・電話予約に対応。

予約は最短で当日または翌日の検査も可能で、「思い立った時にすぐ受けられる」体制を整えています。

鎮静剤を使った
“楽に受けられる”検査

鎮静剤を用いることで、嘔吐反射や不快感を軽減し、眠っているような状態で検査が可能です。「えづきやすい」「怖い」といった心配がある方も、痛みや苦しさを感じにくく、リラックスして受けられます。初めての方や、痛みが不安な方にもおすすめです。

内視鏡専門医による
“確かな検査と診断”

日本消化器内視鏡学会専門医である院長が全例を担当。

数千例の内視鏡検査の経験を活かし、粘膜の細かな変化まで丁寧に観察します。

日帰りでのポリープ切除が可能

検査中にポリープが見つかった場合、その場で日帰り切除が可能です。

検査と切除を同時に行うことで、患者さんの体や費用の負担を減らすことができます。

胃カメラ・大腸カメラの同日検査に対応

「1日で終わらせたい」というご希望に応え、胃・大腸カメラを同日に実施可能。

一度の来院で効率よく、全消化管をしっかりチェックできます。

土曜日も内視鏡検査を実施

平日は忙しい方のために、土曜日の検査枠を用意。

お仕事やご家族の予定に合わせて、無理のないスケジュールで受けられます。

大腸カメラ検査の流れ

実際の検査の流れ(検査前日・当日・検査後)

検査前日

下剤の準備と食事制限

 検査前日は、指定の下剤を服用していただきます。消化の良い食事を心がけ、夜21時以降は食事を控えます。消化の良い食事は下に詳細がありますので参考にしてください。

適している食品避けた方が良い食品
・食パン(バターなし)
・白がゆ
・味噌汁(具無し)
・白身魚
・ヨーグルト(プレーン)
・うどん(具無し)
・スープ(具無し)
・鳥ささみ
・豆腐(薬味無し)など
・果物類(小さい種のあるもの)
・ごま
・豆類
・天ぷら、揚げ物
・海藻類
・きのこ類
・野菜類(葉物)など
検査当日の朝 腸の洗浄開始

検査開始3時間以上前から、ご自宅で下剤を服用し、腸内をきれいにします。(当院では希望があれば院内で内服することも可能です。ご相談ください。)水分(お水・お茶など)はこまめに摂取してOKです。

来院後

腸の中がキレイになっていることを確認し、検査着に着替えていただきます。 希望があれば、鎮静剤を使用するために点滴を行います。
その後、検査となります。検査自体は15-30分で終了します。

検査中

静脈麻酔(鎮静剤)を使用し、眠っている間に検査を行います。ウトウトしている間に検査が終わるため、「怖い」「苦しい」と感じることはほとんどありません。検査時間は、異常がない場合で約3〜5分ほどです。

検査後:リカバリールームで休憩

 20〜30分程度お休みいただいた後、検査結果の説明を行います。検査後の注意点については下記で詳しく書いていますので参考にしてください。

検査前日の過ごし方
  • 水分制限はないために十分な水分を摂取してください
  • 夕食は消化しやすいものを、よく噛んで食べてください。
  • 食物繊維の豊富な食材や、小さな種のある食材は避けてください。
検査後の過ごし方

鎮静剤を使用した場合は、当日の車・自転車の運転はお控えください。軽い食事は検査1時間後から可能です(おかゆ・うどんなどが安心です)。
ポリープ切除を行った方は、当日の飲酒・運動・入浴は控えめにしましょう。便に少量の血が混ざる場合がありますが、その後混ざらなくなることがほとんどです。出血が続く方や不安に感じられた方は、当院へお気軽に連絡ください。
翌日以降、体調が安定していれば普段どおりお過ごしいただけます。