「大腸がん検診、今年も異常なしだった!よかった〜」と、ホッと胸をなでおろしてませんか?実は、「安心」の裏側に、少しだけ知っておいてほしい大切なポイントがあるんです!
今回は、40代から意識してほしい大腸がん検診の「正しい向き合い方」について、お話しさせていただきますね。
1. 便潜血検査が「陰性」なら100%安心…はちょっと待って!
大腸がん検診の基本は、40歳から年に1回受ける「便潜血検査」です。目に見えない出血をチェックする優れた検査ですが、実は「陰性=大腸に何も問題がない」と断言できるわけではありません!
なぜ「見逃し」が起こるの?
大腸がんやポリープがあっても、「毎日必ず出血している」とは限らないからです。検診が2日分の便をとる「2日法」になっているのも、1日だけでは出血のサインを逃してしまう可能性があるからなんですね。
「陰性」という結果は大きな安心材料になりますが、あくまで「その日は出血のサインがなかった」ということ。過信しすぎないこと大事です。

2. こんな症状、ありませんか?「陰性」でも受診が必要なサイン
もし検診の結果が陰性だったとしても、体から次のようなサインが出ているときは、早めに私たち専門医に相談してください。
- 便が細くなった気がする
- 便秘や下痢がずっと続いている
- お腹の張りや腹痛が気になる
- 理由もなく体重が急に減った
検診は「健康な人の中からリスクがある人を見つける」ためのもの。一方で、すでに自覚症状がある場合は、「なぜその症状が出ているのか」を突き止めるための「診断」が必要になります。
3. 「毎年受ける」ことが、あなたの命を守る最強の武器になる
大腸がんは、早期に見つかれば90%以上が治ると言われている病気です。
「去年受けたから今年はいいかな」と思いがちですが、体の中の状態は1年で変わります。実際に、毎年欠かさず検診を受けることで、大腸がんによる死亡率が33%も低下したというデータもあるんです。
特に40代・50代は、仕事や家族のことで一番忙しい時期ですよね。でも、忙しいからこそ「年1回の習慣」にしてしまうのが、一番効率的で簡単な健康管理です。
4. 家族に大腸がんの経験者がいる方は、より慎重に
ご家族に大腸がんやポリープの既往がある方は、一般的なリスクよりも少し高めに見積もっておく必要があります。検診結果だけで判断せず、これまでの経過や体調を含めて、検査を考えましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 便潜血で陽性が出たら、すぐにがんということですか?
いいえ、必ずしもそうではありません。ポリープや痔など、他の原因で出血していることも多いです。大切なのは、大腸カメラなどの精密検査で「原因をはっきりさせること」です。
Q. 大腸カメラは痛そうで不安です…。
当院では、鎮静剤を使用して眠っているようなリラックスした状態で検査を受けられます。検査時間は15〜30分ほどですので、身構えすぎずにご相談くださいね。
Q. 検診が陰性だったのに受診してもいいのでしょうか?
もちろんです!「なんとなくお腹の調子が悪い」「家族歴があって心配」といった理由での受診は大歓迎です。一人で悩んで不安を抱え込むより、サクッと調べて安心を手に入れましょう。
最後に:あなたの「安心」を本物にするために
検診結果はゴールではなく、自分の体と向き合うための「通知表」のようなものです。 「陰性」という結果に喜びつつも、もし少しでも気になるサインがあれば、いつでも当院にご相談くださいね!
一緒に、これから先の10年、20年も美味しく食べて楽しく過ごせる健康を手に入れましょう!
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<監修>

イチ*ビル消化器内科クリニック 院長
消化器病・消化器内視鏡専門医
三浦 昂

