「検査ってどれくらい時間がかかるの?」
「一日つぶれるのかな…」
「仕事は休んだ方がいい?」
大腸カメラを検討される方から、非常によくいただく質問です!
実際のところ、「どれくらい拘束されるのか」が分からないと予定も立てにくいですよね・・・
今回は、大腸カメラの“時間”に関する疑問を、できるだけリアルにお伝えします。
■検査そのものはどのくらい?
まず結論からお伝えすると、
検査自体は10〜25分程度で終わることがほとんどです。
「そんなに短いの?」と思われるかもしれませんが、実際にカメラで観察している時間はそれくらいです。
ただし、ここで注意が必要です。
ポリープなどがあり処置を行う場合はさらに時間がかかってしまいます。
ただ、大腸カメラは「検査そのもの」よりも、
その前後の準備や回復の時間が大きい検査です。
■一番時間がかかるのは「前処置」
大腸カメラが他の検査と異なる点は、腸をきれいにする必要があることです。
そのために行うのが「下剤(腸管洗浄液)」の内服です。
多くの場合、
・朝から下剤を飲み始める
・数時間かけて腸の中をきれいにする
という流れになります。
この時間が、だいたい3〜5時間程度です。
個人差はありますが、
・トイレに何度も行く
・便が透明に近くなるまで続ける
という過程が必要になります。
ここが一番大変と感じる方が多いポイントです。実際、「検査よりも下剤を飲む方が大変」という声も多く聞かれます。
自宅で飲んで来院される方もおられますが、当院では個室を用意していますので、リクライニングチェアに座ってテレビを見ながら下剤を飲んでいただくことも可能です。
■来院してからの流れ
自宅で下剤を飲まれる方は、腸の中が綺麗になった状態で来院となります。
その後の流れは、
・受付
・着替え
・点滴(鎮静剤使用時)
・検査
・休憩(リカバリー)
となります。
鎮静剤を使用した場合は、検査後にしばらく休んでいただく必要があります。
この回復時間が30分〜1時間程度です。

■トータルでどれくらいかかる?
まとめると、
・前処置:3〜5時間
・検査:10〜25分
・回復:30分〜1時間
合計すると、
半日(4〜6時間程度)を見ておくと安心です。
「丸一日つぶれる」というほどではありませんが、
ある程度余裕を持ったスケジュールが必要です。
■当日は仕事できる?
これもよく聞かれるポイントです。
結論としては、
・鎮静剤を使う → その日は仕事はなるべく控える
・鎮静剤なし → 軽い仕事なら可能
ただし、安全面を考えると、
できれば検査当日はゆっくり過ごすことをおすすめします。
特に鎮静剤を使用した場合は、
・車の運転は不可
・重要な判断を伴う仕事は避ける
といった注意が必要です。
■「思ったより大変そう…」と感じた方へ
ここまで読むと、
「ちょっと大変そうだな」
と感じたかもしれません。
正直に言うと、大腸カメラは
“全く負担がない検査”ではありません。
ただ、その一方で得られるメリットはとても大きいです。
■大腸カメラで得られるもの
・大腸がんの早期発見
・ポリープのその場切除
・将来のがん予防
つまり、
検査+治療+予防を一度にできるという特徴があります。
少しの手間で、将来の大きなリスクを減らせると考えると、
非常に価値のある時間だと思います。
■実際に受けた方の感想
多くの方が検査後におっしゃるのは、
「準備は大変だったけど、やってよかった」
「思っていたより楽だった」
という言葉です。
受ける前のイメージと、受けた後の印象が大きく変わる検査でもあります。
■不安を減らすためにできること
大腸カメラの負担を減らすためには、
・事前の説明をしっかり理解する
・分からないことは確認する
・無理のないスケジュールを組む
これがとても大切です。
当院では、
・分かりやすい説明
・個々に合わせた前処置の提案
・できるだけ苦痛を減らす工夫
を心がけています。
■最後に
大腸カメラは、
「時間がかかるから避けるもの」ではなく
将来の安心のために使う時間です。
半日を使うことで、
・今の状態が分かる
・将来のリスクを減らせる
そう考えると、とても意味のある時間になります。
「気になっているけど、まだ受けていない」
その状態が続くことの方が、不安は大きくなっていきます。
まずは一度、ご相談ください。
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<監修>

イチ*ビル消化器内科クリニック 院長
消化器病・消化器内視鏡専門医
三浦 昂
