「大腸カメラって高そう…」
「いくらかかるか分からないから不安」
「検査を受けたいけど費用が心配で迷っている」
外来で本当によくいただくご相談のひとつが「費用」に関するものです。
体のことももちろん大事ですが、実際にどれくらいお金がかかるのか分からないと、一歩踏み出しにくいですよね・・
今回は、大腸カメラの費用について、できるだけ分かりやすくお伝えします!
■大腸カメラの費用は大きく3パターンあります
大腸カメラの費用は、実は「一律」ではありません。
主に以下の3つで変わります。
①検査だけか?
②ポリープを切除したか?
③保険診療か自費診療か?
この違いで、金額が大きく変わります。
■①検査だけの場合(3割負担)
症状があったり、便潜血陽性などで行う場合は保険適用になります。
この場合の目安は
約6,000円〜8,000円前後
です。
内訳としては
・診察料
・検査料
・薬剤(鎮静剤など)
などが含まれます。
■②ポリープを切除した場合
もし検査中にポリープが見つかり、その場で切除した場合は、治療も加わるため費用は上がります。
目安としては
約15,000円〜30,000円前後(3割負担)
です。
ポリープは将来「大腸がん」になる可能性があるものです。
つまり、
その場で取る=将来のがんを予防している
ということになります。
入院せずに日帰りで治療できることを考えると、医学的にも費用面でも大きなメリットがあります。
■③自費診療になるケース
症状が全くなく、完全な「人間ドック目的」の場合などは自費診療になることがあります。
この場合も
15,000円〜30,000円程度
が目安になります(施設によって異なります)。
■「鎮静剤を使うと高くなる?」という疑問
これもよく聞かれます。
結論としては、保険診療であれば、鎮静剤の追加費用は500円前後と、大きく変わらないことが多いです。
つまり、
「楽に受けるために鎮静剤を使う」ことに対して、過度に費用を心配する必要はありません。
むしろ、つらい経験になってしまうと、次回以降の検査を避けてしまう原因になります。
安心して受けることの方が、長い目で見て大切です。
■医療保険(生命保険)が使えることもあります
意外と知られていませんが、ポリープ切除を行った場合は、
加入している医療保険の「手術給付金」の対象になることがあります。
・日帰り手術として給付される
・数万円〜十数万円程度の給付になることもある
ご自身の保険内容によりますが、結果的に「自己負担よりも給付の方が多かった」というケースもあります。
保険会社に問い合わせの上、検査後に所定の診断書用紙を持参いただければ、記載いたしますのでご相談ください。(尚、診断書の記載に関して、当院では1週間程お時間をいただきます。お急ぎの際にはご相談ください。)
■「費用が心配で先延ばし」にしていませんか?
ここが一番お伝えしたいところです!
「費用がかかってしまうから、今年はやめとこうかな・・」
その費用の心配から検査を先延ばしにしてしまうと、
・ポリープが大きくなる
・がんが進行してしまう
といったリスクにつながることもあります・・・
そして、進行してからの治療は
・入院
・手術
・抗がん剤
と、身体的にも費用的にも負担が大きくなってしまうんです。

■大腸カメラは「未来の出費を減らす検査」
少し視点を変えてみてください。
大腸カメラは単なる検査ではなく
・早期発見
・その場で治療
・将来の予防
までできる医療です。
つまり、
将来かかるかもしれない大きな出費を減らすための投資
とも言えます。
■最後に
私は今まで診てきた多くの患者さんで同じような後悔をされています。
「あの時に検査をしていれば。。」「前から少し調子は悪かったけど、大丈夫だと思っていた」
今の選択が皆さんの健康な未来を作ります。
「いくらかかるか分からないから不安」
と感じるのは、とても自然なことです。
ただ、皆さんに健康で元気に過ごしてほしいと心から思うからこそ、当院では納得して検査を受けていただけるように、
・事前にできるだけ分かりやすく説明する
・不安を残さないようにする
ことを大切にしています。
費用のことも含めて、気になることは遠慮なくご相談ください。
検査は「怖いからやらないもの」ではなく、
安心してこれからを過ごすための一歩です。
「気になっているけど迷っている」
その状態が、一番もったいないかもしれません。
安心して検査を受けていただけるよう、しっかりサポートします。
ご予約・ご相談をお待ちしております。
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<監修>

イチ*ビル消化器内科クリニック 院長
消化器病・消化器内視鏡専門医
三浦 昂

